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皮脂も必要

人間の皮膚の角質層というのは厚さにして
わずか約0.02mmしかありません。
そんなサランラップ程度の薄さの中に
角質細胞が約10〜20層重なっています。

 

この角質層というのは硬いケラチンタンパク質で
出来ていますが、約3割が水分なので
実際には柔らかく感じます。

 

ですからこの水分が失われるとお肌に潤いや
ハリや柔らかさがなくなってしまうのです。

 

角質の水分というのは主に皮脂・天然保湿因子・
角質細胞間脂質という3種類の物質で保たれます。
ただしこの割合的のほとんどが角質細胞間脂質の
セラミドによって守られています。

 

加齢やお湯に長時間浸したりすると
皮脂やこのセラミドは流れてしまうので乾燥します。
お湯で食器などを洗うことの多い冬に
手が荒れるのは、お湯を使用しすぎることも原因の1つなんです。

 

また強力な洗浄力のある石鹸やボディーソープも
必要な皮脂まで流してしまうので注意しましょう。

 

そもそも皮脂というのは汗と脂が混ざったものです。
天然の油膜として水分の蒸発を防いだり、お肌の
弱酸性を保って細菌の繁殖を防ぐ働きがあります。
少なすぎると乾燥の原因になり、逆に多すぎると
今度はニキビの原因になるので適度に保ちましょう。

 

天然保湿因子はNMFと略され、
アミノ酸や尿素や乳酸などで構成されています。
水分を角質層に供給する働きをしています。

 

角質細胞間脂質は角質細胞同士を
結びつける働きをしている細胞です。
そのおかげで内部の水分が蒸発することを防ぎ、
外部からの刺激から守る役割を担っています。

 

ちなみに最新の保湿成分のプロテオグリカンは
細胞のすき間を埋める働きがあります。
ですから細胞間脂質として高い効果が期待できます。